ふるる函館では、冬場の暖房に、FF式ストーブを使用しています。
FF式ストーブは、燃焼に必要な空気を給排気筒を通じて室外から取り入れます。
そして、燃焼後の燃焼ガスは給排気筒を通じて、室外へ排気します。
暖房中は、お部屋の空気を汚さず、換気の手間が不要なストーブです。
とても便利なFF式ストーブですが、冬場は、屋根からの落雪で、ストーブの排気筒(排気口)が塞がれてしまいます。排気筒が塞がれてしまうと、未燃焼ガスや排気ガスが部屋中に充満して、大変危険な状態になります。冬場は、ストーブの排気筒が落雪で塞がれていないか、毎日点検をしなければなりません。「昨日は大丈夫だったのに、今日は雪に埋もれて塞がっていた。」ということがあります。気温が上昇し、屋根からの落雪がある日は、特に注意が必要です。
ふるる函館には、屋根からの落雪で、排気筒が塞がれてしまう可能性のある個所が、「大研修室(2か所)」、「中研修室」、「小研修室」、「食堂」と、全部で5か所あります。
2月6日は、気温が上昇し、朝から屋根からの落雪が続きました。その結果、ストーブの排気が塞がってしまったので、除雪作業を行いました。
屋根からの落雪の様子
ストーブの排気筒が埋もれている様子
ストーブの排気筒が少しだけ見えてきたところです
除雪を完了しストーブの排気筒が雪の中から出てきたところです
本当は、平成8年の建設当時、ストーブの排気筒を、もっと高い位置に設置していただけたらよかったのですが、排気筒の位置は簡単には変更できませんので、これは致し方ありませんね。