ボランティア入門 レポート

皆さまこんにちは!ふるる函館でございます。いかがおすごしでしょうか。

コロナウイルスの感染拡大でイベント中止などてんやわんやですね。
早く収束してほしいものです。
皆様も、うがい・手洗い・アルコール消毒と、適切な休息で健康を保ちましょう!

さて今回は、2月15日~16日にふるる函館で実施いたしましたボランティア入門について
レポートしたいと思います。
昨年度までは「ボランティアリーダー塾」という名前の講座でしたが、ボランティア経験
のない方たちにとって敷居が高いイメージがあったようでした。ボランティアに挑戦して
みようかな…という方たちに参加していただこう!というコンセプトのもと、講師と相談
して「入門」に名称を変更。

今回は16歳から68歳までの幅広い年代と職業の方に参加していただくことができました。
ありがとうございます!


講師は去年に引き続き、国立阿蘇青少年交流の家 次長の北見先生にお越しいただきました。
登場のインパクトが半端ありません。実はそれにも理由があります。
インパクトのある登場の仕方をするというのは、知らない顔ぶれの中、イベントに挑んでいる
子どもたちの不安を和らげる第一歩なのだそう。

その他にも、体を動かすアイスブレイクなど実践プログラムがたくさんあり、体験活動で
子どもたちを支援するボランティアに必要なスキルは何かを講義していただきました。

講義の後の夕食作りも、プログラムの内です。「チーム力」とは何か、実技講座となりました。

カレー班、デザート・スープ班、セッティング班に分かれて作業開始。
料理をしたことのない方も、チームメイトに指南を受けて立派に参戦しました。
実際に子どもたちと料理をする場合も、家でよくお手伝いをしている子どもが
低学年の参加者にやりかたを教えてくれるのもチーム力のひとつです。


パーティーのような会場で、皆さんでおいしくいただきました。
夕食後には作業の振り返りをしました。よかった部分を見つけて褒めるという「フィードバック力」も
ボランティアに必要なスキルです。

就寝前には皆さんでそれぞれのボランティア体験を語る交流会を実施しました。
様々な年代と職業の皆さんのお話はとても興味深く、楽しい時間を過ごしました。

2日目は目覚ましウオーミングアップ!立待岬にお散歩です。

今年は雪が少なく歩きやすい道でしたが、曇っていて朝日を見ることはできませんでした…無念。

朝食の後は、「こんな場面でどうする!?ロールプレイ講座」。
実際に子どもたちがどんな場面でどういう行動をとり、ボランティアはその対応をどうするべきか。
実際に演じてみて、見ていたチームはその対応についてディスカッションしました。

現場力、支援力、そしてフィードバック力。ボランティアの行動によって、子どもたちの意識を
変えていくこと、その具体的な実践方法を学び、考える時間となりました。
昼食をはさんで安全管理についての講座の後、参加者にはこれからボランティアとして活動する
際の目標を立てていただきました。
「アクション宣言」でみなさんの前で宣言することによって、より意識して実践することになります。

今回参加した皆さんには、今回学んだことをぜひ体験活動で実践し、子どもたちとの活動を楽しみながら、
地域の活動に参加していってほしいと思います。

今後もふるる函館をよろしくお願いいたします!
そして阿蘇という遠いところから講師に来ていただいた北見先生、本当にお世話になりました。
ありがとうございました!