皆さまこんにちは!ふるる函館でございます。
このところ寒暖の差が激しくて着るものに困りますね、いかがお過ごしでしょうか。
今回は5月27日(日)に実施いたしました「科学ものづくり」のレポートです。
この日の「ものづくり」は、雨の日にスーパーなどの店先に置いてある傘用のビニール袋で
簡単にできるロケットを作りました。
まずビニール袋に文字や絵を描いて、オリジナル仕様にしました。
次に、ロケットを作るための下準備として用紙から尾翼を切り抜いて両面テープを装着。
ロケットの下準備ができたら、さっそく袋をふくらませます!
さてこの日のプログラムは「科学」ものづくりです。ロケットという題材には、
もちろんいろいろな科学的要素が含まれています。
ロケットが飛ぶしくみを子どもたちが体感できるように、ロケットの作成には次のような段階を
踏んでみました。
①そのまま飛ばす
②先端におもりをつけて飛ばす
③尾翼をつけて飛ばす
まず①、袋を膨らませてそのままの状態で飛ばしてみます。
ロケットは、だいたいが手を離した直後に先端が上を向き、おしりから着地。飛距離もあまり伸びませんでした。
次に②、ロケットの先端にビニールテープをまいて、おもり(錘)をつけます。
この状態にすると、ロケットはそれなりに飛びました。
ちゃんと頭から飛んで行って、文字通り放物線を描きました。
最後に③、尾翼をつけます。
ここでは子供たちのセンスがさく裂。尾翼の数や付け方など、ロケットの姿はさまざまに変化しました。
それぞれカスタマイズが終わったら飛ばしてみて、飛距離を伸ばすためにさらに調整を重ねていきました。
尾翼をつけるとまっすぐ飛びましたね。つけ方によっても飛び方が変わります。
最後は皆で一斉にロケット飛ばし大会。
右は決勝の様子。
ロケットを投げる力の関係もありますが、先端に近い場所に翼をつけたロケットが遠くまで飛んでいました。
この日使ったのは、傘袋ロケット用に教材として作られた専用の袋ですが、
スーパーなどに置いてある傘袋でも同じものが作れます。色々なバリエーションで作ってみてほしいです。
そして、ロケットの原理を今理解できなくても、楽しかったという思い出と共に
今日体験したことがいつか科学への興味のきっかけになってくれればと思います。
ありがとうございました!