ふるる冬キャンプレポート

おはようございます。ふるる函館でございます。

1月28日~29日に「ふるる冬キャンプ」を開催いたしました。
ご参加いただいたみなさんありがとうございます。
今年の冬は暖かくなったり寒くなったりと気候的に不安定ですね。
冬キャンプ開催前日にも雨が降ってしまい、雪の状態が心配でしたが
おかげさまで無事、予定通りプログラムを実施できました!

今回の冬キャンプのテーマは雪合戦!
それも、国際大会で使用されるルールを適用しての競技雪合戦です。
そう、雪合戦には国際大会があるんですよ…
参加者の皆さんも、そのことに驚いていたようでした。

まずは、雪に慣れるために中庭でレクリエーションに挑戦。

 シャッターが間に合わず走者がフレームアウトしてしまいました。はやい。
コントロール練習の雪玉的あて、雪上を走るソリレースなど、そのすべては雪合戦のための訓練でした。

休憩の後は、いよいよルールを聞いての練習試合です。
試合時間は3分、その間に雪玉をぶつけて全員アウトにするか、相手チームのフラッグ(旗)を奪えば勝利です。
練習試合で使用したチームフラッグ。
みんな一度は遊んだことのある雪合戦ですが、公式ルールという「縛り」に、はじめは戸惑いがあった模様。
ですが、実際にやってみるとだんだん攻め方がわかってきたようで、動きが戦略的になってきましたよ。
その調子で、明日の試合がんばってね!

夕食の後は、試合のためのチームフラッグづくりと作戦会議です。

公式の雪合戦は旗を奪い合う競技です。自分たちのチームフラッグがあると気合も入ります。

みんなで図案のデザインを相談して旗に絵を描きました。
そのあとは、試合のための作戦会議です。

公式ルールは勝利条件のほかに、戦略を練るために大事なルールがいくつかあります。
例えば、①メンバー構成がフォワード(前衛)とバックス(後衛)に分かれ、
フォワードは自陣のバックラインから後ろにさがることができないこと。
②自軍の雪玉がバックラインの後ろにセットしてあること。
③雪玉は、試合開始時に用意してある90個以外は使用してはいけないこと。
(相手が投げた雪玉を拾って投げ返すとアウトになってしまいます。)
そのため、バックスがフォワードにうまく雪玉を供給できなければ、フォワードは攻撃手段がなくなります。
(国際試合では、直接バックスを狙う戦略もあるようです。子どもの試合だとそこまで雪玉が届きませんが…)
 雪玉がないフォワードは、敵陣に特攻して旗を取るしか勝つ方法がありません。

攻撃に出る人、旗を守る人、雪玉を供給する人…
開始直後にどこに何人スタンバイするかで戦略が変わってきます。
昼間の練習試合の経験を元に、それぞれ役割を決めて、2日目の試合に挑みます。楽しみですね!

2日目、いよいよ本番!雪合戦ふるる杯が開幕しました!
フィールド中央にあるセンターシェルター前に整列して挨拶!5チームのリーグ形式での総当たり戦です。

雪玉2個を持ってバックラインの前にスタンバイしたら、ホイッスルが鳴り響いて試合開始です!
赤ヘルメットと青ヘルメットに分かれて戦います。
みんなよく飛んでくる雪玉を避けていました。すごい…
 やはり試合は白熱しました!

試合待ちのチームは雪玉製造と審判を担当しましたが、他のチームの試合を見て戦略を練り直したり、
雪玉を作りながら作戦会議を続けていたようです。
 緑色のヘルメットは審判と決まっています。

青い器具が雪玉製造機です。うまく作ると綺麗なまん丸雪玉ができます。

試合が終わったら、お互いの奮闘を称えて「ありがとうございました!」の挨拶で試合を締めました。
これぞスポーツマンシップ。


優勝チームおめでとう!
公式雪合戦をみんなで楽しんだ2日間でした。
ぜひまた機会があったら挑戦してみてくださいね!
(ふるるスタッフもやってみたいと評判でした)

最後になりましたが、今回の「冬キャンプ」開催にあたり、
用具一式をレンタルしてくださった国際雪合戦連合さん、本当にありがとうございました!